感染のリスクを防ぐ看護師の体調管理

看護師として働く場は非常に多く、一般的には病院で日勤、夜勤をしているというイメージがあります。
近年では、小規模クリニックで日勤のみをして働いている方や介護施設で働く方、ディサービスで週に何度か勤務する方、訪問看護という立場で在宅の患者さんをケアする方なども増えており、看護師の活躍の場は増えています。
看護師は国家資格として責任を負っている立場なので、自身の体調管理が非常に大事です。

働く場所や場面が病気を持っている患者さんに囲まれているという状況が多いので、自分が健康体であっても相手から病気をもらってしまうというリスクの高い仕事です。
とくに風邪やインフルエンザなど感染性の疾患を持つ患者さんと接する機会も多いので、自身の免疫力を高めておかなければ、注意をしてマスクをしていてもいつの間にか感染しているということも少なくありません。

他の職業にも言えることですが、特に感染のリスクの高い現場で働く場合、栄養と休息を意識した日常生活が非常に大切です。
体力が落ちないようにしっかりと食事し、十分に睡眠をとるようにしましょう。
また、ストレスから免疫力が低下することもあるので、日々の生活の場面でストレスを溜めないよう、ストレスを感じ始めたら積極的にその都度発散するようにして、精神面での健康にも留意をするようにしましょう。
ストレスの解消も、体調管理の大事な一環です。

このように看護師として万全の体調で働くための対策を怠らなければ、さらに活躍の場は広がるでしょう。